No.90 質感まで見せたい、始めると意外に難しい商品撮影

写真館

私は三年前に脱サラして輸入雑貨店をオープンしました。
特に自然に関連した品物をメインに揃えています。
お店で人気のある商品をいくつかご紹介致します。

まずは、ザトウクジラの置物です。
クジラの中でもとても人気のあるザトウクジラには独特なヒレがありますが、
その辺りを上手く表現している小さなものです。

次に人気なのが子グマのイラストが描かれたTシャツです。
このイラストはよくあるマンガ風の物ではなく、写真のような本物に近い雰囲気です。
この子グマがとても可愛らしくて女性客に評判です。

そして惑星などの天体写真を取り入れたカレンダーが大人気です。
ページごとに月、太陽、土星、星空、流星群などとなっています。
天体や宇宙空間が大好きな方のとても多いことに驚きです。

さて、このたびは店頭販売に加えて、
インターネット販売をすることにしました。
遠くてお店まで来られない方のために店頭に並んでいる商品を全て掲載したいと思います。
そのためには全ての商品の撮影をしなければなりません。

しかし実際に商品撮影を始めると意外に難しいのです。
被写体それぞれのサイズや形が異なるので、
被写体ごとにカメラ位置や照明の向きを変更する必要があります。
インターネットで商品を見てもらうので出来るだけ現物の雰囲気がそのまま伝わるようにしたいのです。
その商品の素材などの質感が手に取れなくてもよく分かるようにできれば最高です。
また、色合いが出来るだけ実物と相違のないようにしたいものです。
実際にインターネット通販で購入しても、思っていた雰囲気とずいぶん違っていたという経験を私自身がしています。
お客さんは一度がっかりしてしまうと二度とそのお店では購入品場合が多いものです。
やはり素人では限界があるかも知れません。
一度、プロカメラマンに依頼する見積りを考えてみた方がいいようです。

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